スタッフバイク

ROCKY MOUNTAIN ALTITUDEと、それに付けているDVO ONYX 38SL、DVO JADE X(プロレートスプリング)の感想をしばらく使用したのでご紹介したいと思います!

ROCKY MOUNTAIN ALTITUDEは去年モデルチェンジを果たし大幅に変化しました。
特にリンケージがLC2RというBB同軸の逆回転デュアルリンク式のレイアウトととなり、旧型と比較して低重心でよりぐんぐん速度が出るエンデューロレースバイクという味付けになりました。
また調整幅も非常に広く、±5mmのリーチアジャスト、RIDE4のジオメトリー調整、フリップチップによる29er/マレットセットアップの最適化が可能となっています。

調整幅の広さゆえにどの時にどう感じたのかを書こうとするとひたすらに長くなりますので、自分の好みのセットアップでどうなのか、まとめておきました。
身長168cm、体重65kgでサイズM、RIDE4はNEUTRAL(pos.3)、リーチアジャストは中間(455mm)が好みでした。ホイールセットアップはどちらも使用しましたが速度の伸びが良い感じがする為レースでは前後29インチで乗っていました。下りのみで遊ぶ分には取り回しやすいマレットの方が好みです。

まず、バイクの取り回しですが狭いトレイルのスイッチバックだとホイールベースの長さゆえ若干大回りになる感じがしますが、基本コーナリングは思い通りに気持ち良く曲がる事が出来ます。当然かもしれませんが29インチよりマレットの方が細かいスイッチバックは得意に感じました。急な下りでも寝かせたヘッドアングルと低重心からくる安定性でかなり安心出来ます。但し、BBのハイトが低めなのでクランク長は短めの方が相性が良いと思います。
次にサスペンションフィーリングですが、全体的に柔らか目な感じで、奥まで入るとぐっと踏ん張りますが、挙動が不安定にはならず、荒れた路面も滑らかに走れます。具体的には、走りたいライン取りをキープしやすい感じです。トレイルでのペダリングの効率に関してはゆるい傾斜であればシートアングルが立っているおかげか少し前に重心をおきやすく、ぐんぐん登れます。ただし完璧というわけではなく、傾斜がきつかったりガンガンペダルを回そうとすると少しふらつく感じはありました。同社のインスティンクトの方が登りは良かったです。
メンテナンスについて、やや複雑なリンケージですが、ベアリングが圧入されているのはロッカーリンクとメインリンクにほとんどまとめられており、フレームに直接圧入する箇所は上側のリンクひとつだけなのでカーボンフレームを扱う上で嬉しいポイントでした。

DVOのONYX38は剛性が高く、安心感がありました。
アクスルもフローティング仕様で動き出しも滑らかです。
LSC,HSC,リバウンド、エアボリューム調整と調整幅が広く、バイクやライダーに合わせて細かく調整が出来ます。
LSCは6段階で簡単に変えられるのでトレイルで重宝しています。価格が抑え目なのも嬉しいポイントです!

DVOのコイルショックJADE Xは3ポジションのロックアウトが使える優れ物で、最大利かせるとほとんど動かなくなりますが、少し上下してくれた方が登りのタイヤの接地感が良くなるので中間のポジションが好みです。
プロレートスプリングはこのバイクと相性が良く感じ、後半しっかりと踏ん張るのでボトムアウトを心配せずにガンガン乗れます。レートの変化はエアの感触に似たところがあるので、違和感なく乗り換えつつ、コイルの恩恵を受ける事が出来ました。

ALTITUDEはゲレンデDH、トレイルどちらも行くけどゲレンデが多めの方やエンデューロバイクで下りが強いバイクをお探しの方にピッタリのバイクです。
DVOのフォーク、リアショックは調整幅が広く、価格を抑えながらアップグレードされたい方、細かく調整出来るのが嬉しい方にオススメのサスペンションです!
見た目もカッコイイ!

バイク(フレーム)、フロントフォークは在庫がございます。
是非店頭にてご覧ください!

ルアーフィッシング

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